その勝率、本当にすごいのか
利確幅と損切り幅——つまりリスクリワードを入れてください。1トレードの期待値がゼロになる勝率(必要勝率)が出ます。これを下回れば、勝率がどれだけ高く見えても負けます。
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リスクリワードと勝率の関係
勝率は、利確幅と損切り幅——つまりリスクリワードを決めた時点で下限が決まります。+30取って−100切る設計なら、トントンにするだけで77%が要る。つまり勝率83%は腕の証明ではなく、その設計が成立するための最低条件です。
広告で「勝率90%」を見たら、利確幅と損切り幅を聞いてください。答えられないか、聞いてみると必要勝率が90%を超えていることがあります。FXの自動売買(EA)やシグナル配信で高い勝率が並ぶのは、多くの場合これです——小さく利確して大きく損切る設計にすれば、勝率だけはいくらでも上げられます。
コスト欄を2〜3pipsにしてみてください。必要勝率が上がります。デモ口座の成績が実口座で再現しない理由の大半は、これです。
図でみるリスクリワード







この計算式
必要勝率 =(損切り幅 + コスト)÷(利確幅 + 損切り幅)
期待値 = 勝率 ×(利確幅 − コスト) − (1 − 勝率)×(損切り幅 + コスト)
どちらの値段にも届かなかったとき
上の式は、すべての取引が2つの値段のどちらかで終わることを前提にしています。実際には3つ目の出口を持つ設計が多くあります——保有期限です。期限が切れると、そのときの市場価格で決済されます。多くは利確幅と損切り幅の間のどこかで、満額の勝ちでも満額の負けでもありません。
この3つ目の結果は、勝ちと負けの両方から確率を奪います。つまり「勝率」は1つの数字ではなくなります。どちらかの値段に届いた取引だけを分母にすれば1つの数字が出て、決済したすべての取引を分母にすればもっと低い数字が出ます。どちらも正しく、答えている問いが違うだけです。分母を言わずに出された数字は、どちらの問いにも答えていません。
このサイトで公開している設計は、通貨ペアと売買方向の組み合わせを24組動かしています。20組が +30 / −100、4組が +15 / −50。損切り幅が利確幅の3.33倍という点は同じなので、24組すべてが同じ 76.9% を必要とします。これは意図的です。超えるべき数字を全体で1つにしておけば、どれか1組だけを「調子の良い組」として見せることができません。誰かの勝率を信じる前に、同じことを聞いてください——2つの値段、どちらにも届かなかったときにどうなるか、そしてその%の分母は何か。
コストは、必要勝率を直接押し上げます
上の式で、コストは分子に入っています。利確50 / 損切り50 なら、1トレードあたり1pipのコストで、必要勝率は50%から51%に上がります。ブローカー選びは、この計算の外にある話ではありません。中に入っています。このサイトで公開している取引記録も、Exnessの口座のものです。
Exness には日本語のサイトがありません。リンク先の登録画面は英語です。
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よくある質問
リスクリワード1:3なら、勝率は何%必要ですか?
損切り30pips・利確90pipsなら、必要勝率は25%です。コストを1pips入れると25.8%に上がります。上のプリセット「1:3」を押すと同じ計算が出ます。
勝率90%は本当にすごいのですか?
利確幅と損切り幅次第です。利確2pips・損切り100pipsなら、トントンにするだけで98%が必要——勝率90%でも1トレードあたり8.2pipsの負けです。逆に利確90pips・損切り30pipsなら必要勝率は25%なので、勝率40%でも十分プラスになります。勝率だけでは何も分かりません。
FXの自動売買(EA)やシグナル配信の勝率が高いのはなぜですか?
勝率は設計で作れるからです。小さく利確して大きく損切る設定にすれば、勝率の数字はいくらでも上げられます。勝率を見せられたら、必ず利確幅と損切り幅も聞いてください。この計算機に入れれば、その勝率が最低条件を超えているかどうかが分かります。
リスクリワード1:1なら、勝率は何%必要ですか?
コストがゼロなら50%です。利確50pips・損切り50pipsで、ちょうど半分。ただしスプレッドや手数料を1pips入れると51%に上がります。勝率50%を「五分五分」と考えていると、実際には少しずつ負けます。
リスクリワード1:2なら、勝率は何%必要ですか?
33.3%です。利確100pips・損切り50pipsなら、3回に1回勝てばトントン。コストを1pips入れると34.0%になります。上のプリセット「1:2」を押すと同じ計算が出ます。
リスクリワードはどう計算しますか?
利確幅 ÷ 損切り幅 です。利確90pips・損切り30pipsなら90÷30=3で「1:3」。この計算機が出すのは比率そのものではなく、その比率で必要になる勝率です。比率が同じなら、pipsでも金額でも答えは同じになります。
勝率50%でも負けるのはなぜですか?
利確幅が損切り幅より狭いからです。利確30pips・損切り40pipsなら必要勝率は57.1%——勝率50%では1トレードあたり5pipsの負けになります。勝率は「半分当てているか」ではなく「必要勝率を超えているか」で見てください。
スプレッドや手数料は必要勝率にどれくらい効きますか?
値幅が小さいほど効きます。利確10pips・損切り10pipsなら、コスト2pipsで必要勝率は50%から60%へ。同じ2pipsでも、利確100pips・損切り100pipsなら50%から51%にしか上がりません。スキャルピングほどコストの影響が大きいのはこのためです。
期待値(EV)はどう計算しますか?
期待値 = 勝率 ×(利確幅 − コスト) − (1 − 勝率)×(損切り幅 + コスト)です。利確90pips・損切り30pips・勝率40%なら、0.4×90 − 0.6×30 = +18pips。勝率40%でも十分プラスになります。「実際の勝率」欄に数字を入れると、この計算も一緒に出ます。
プロフィットファクターとの関係は?
プロフィットファクター(PF)= 総利益 ÷ 総損失 で、勝率とリスクリワードが決まれば自動的に決まります。勝率40%・利確90pips・損切り30pipsなら、(0.4×90) ÷ (0.6×30) = 2.0。必要勝率ちょうどのときPFは1.0——つまりトントンです。
リスクリワードは何対何が理想ですか?
理想の比率はありません。1:3なら必要勝率は25%まで下がりますが、利確を遠くに置くぶん実際に届く回数も減ります。1:1なら50%必要ですが、そのぶん届きやすい。どちらが良いかは、あなたの実際の勝率が必要勝率を超えているかどうかだけで決まります。
pipsではなく金額(円やドル)で入れてもいいですか?
構いません。必要勝率は比率だけで決まるので、単位が揃っていれば答えは同じです。利確3,000円・損切り1,000円は1:3なので必要勝率25%——利確90pips・損切り30pipsと同じ数字になります。コスト欄も同じ単位で入れてください。
10連敗したら、取り返すのに何勝必要ですか?
利確30pips・損切り100pipsなら、10連敗で−1,000pips。+30pipsの勝ちを34回積まないと元の位置に戻りません。「1敗を取り返すのに必要な勝ち数」の欄がこの数字で、リスクリワードが低いほど連敗の後始末が重くなります。
リスクリワードを上げると勝率が下がるのはなぜですか?
利確を遠くに置くほど、そこまで動く前に価格が戻ってくる回数が増えるからです。必要勝率は下がりますが、実際の勝率も一緒に下がります。この計算機が出すのは前者だけなので、後者はご自身の記録から入れてください。両方を並べて、初めて判断できます。
この計算機が出す数字は何を保証しますか?
何も保証しません。出しているのは「その設計で負けないための最低条件」だけです。必要勝率を超えていても、ロットの取り方や連敗の深さで口座は飛びます。逆に必要勝率を下回っていれば、短期でどれだけ勝っていても長期ではマイナスです。
利確にも損切りにも届かなかった取引はどうなりますか?
別の形で決済されます。多いのは保有期限で、期限が切れた時点の市場価格で決済されます。結果は利確幅と損切り幅の間に落ちるので、満額の勝ちでも満額の負けでもありません。このページの式は、その3つ目の結果を計算に入れていません——すべての取引が2つの値段のどちらかで終わる前提です。見ている設計に保有期限があるなら、それが何回に1回起きるのか、平均でいくらになるのかを聞いてください。
勝率の分母はどれを使うべきですか?
どちらを使っているかを言うことです。利確か損切りに届いた取引を分母にすれば1つの数字が出ます。決済したすべての取引を分母にすれば、もっと低い数字が出ます。どちらも間違いではなく、答えている問いが違います。分母を言わない勝率は、平凡な成績を良く見せるいちばん簡単な方法です。
この計算を、実際の取引記録で確かめる
必要勝率は、紙の上の数字にすぎません。ZeroTrustFXは、すべての取引を結果が出る前に公開し、第三者のサービスで照合しています。上の計算が実際の記録とどう噛み合うかは、そちらで確かめてください。
Exness には日本語のサイトがありません。リンク先の登録画面は英語です。
※ アフィリエイトリンクです。あなたがここから口座開設されて実際に資金を入金してトレードした場合、私に報酬が入ります。このサイトの収入源はこれと、将来のコピートレード提供時のパフォーマンスフィー(予定)の2つだけで、他にはありません。なお、レバレッジ取引には資金を失うリスクがあります。