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モンテカルロ資産曲線シミュレーター

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その資産曲線は、ありえた何千本のうちの1本です

勝率とリスクリワード、1回に賭ける割合を入れてください。同じ手法で起こりえた資産曲線を、何千本も同時に描きます。バックテストが見せる綺麗な1本は、この束の中のどこにいるでしょうか。

損切り幅に対する利確幅。1:2 なら「2」
1回の負けで失う、その時点の資金に対する割合
同じ種なら、何度引いても同じ絵になります
よくある設定
最終資金の中央値
USD
元本割れで終わる確率
最大ドローダウンの中央値
50%以上のDDを踏む確率
中央値 下位5%〜上位5% 開始資金
ケリー基準の最適リスク 1トレードの期待値 (リスク1単位あたり)

図でみる、ありえた資産曲線の散らばり

勝率50%・リスクリワード1:2・1回2%リスクで200回取引したときの資産曲線を240本。中央値は1万ドルから66,979ドルまで伸びるが、1本ごとの終わりは約7千ドルから約18万4千ドルまで散らばる。
勝率50%・リスクリワード1:2・1回2%リスクで200回取引したときの資産曲線を240本。中央値は1万ドルから66,979ドルまで伸びるが、1本ごとの終わりは約7千ドルから約18万4千ドルまで散らばる。
1回に賭ける割合を0%から60%まで動かしたときの、200回後の最終資金の中央値。ケリー基準の25%で最大(1万ドルが約13億ドル)になり、その2倍の50%で開始資金ちょうどに戻る。
1回に賭ける割合を0%から60%まで動かしたときの、200回後の最終資金の中央値。ケリー基準の25%で最大(1万ドルが約13億ドル)になり、その2倍の50%で開始資金ちょうどに戻る。
1回2%では中央値66,979ドルに対し平均73,160ドルでほぼ同じ。25%では平均が中央値の約13万倍になり、50%では平均2.4×10²³ドルに対して中央値は開始資金の1万ドルのまま。
1回2%では中央値66,979ドルに対し平均73,160ドルでほぼ同じ。25%では平均が中央値の約13万倍になり、50%では平均2.4×10²³ドルに対して中央値は開始資金の1万ドルのまま。
200回の途中で資金が半分になる確率。1回2%では0.1%未満だが、6%で13.4%、10%で77.3%、ケリー基準の25%では100%になる。
200回の途中で資金が半分になる確率。1回2%では0.1%未満だが、6%で13.4%、10%で77.3%、ケリー基準の25%では100%になる。
200回に含まれる最長の連敗は、勝率70%で中央値4回、50%で7回、33%で11回。20回に1回はそれぞれ6回・10回・17回に達する。
200回に含まれる最長の連敗は、勝率70%で中央値4回、50%で7回、33%で11回。20回に1回はそれぞれ6回・10回・17回に達する。

なぜ1本では足りないのか

バックテストの結果も、誰かが見せてくる資産曲線も、実際に起きた1本でしかありません。同じ勝率・同じリスクリワードでも、勝ち負けの順番が違えば曲線はまったく別の形になります。

上の図で、細い線の1本1本が「ありえた別の人生」です。同じ手法を同じ回数やった人が何千人いたとして、その全員の結果を重ねたものだと思ってください。太い線がその真ん中(中央値)です。

束の広さが、あなたが引く可能性のある結果の範囲です。上のほうの線を見せられて「この手法は優秀だ」と判断するのは、宝くじの当選者だけを見て宝くじを評価するのと同じことです。

期待値がプラスでも、賭けすぎると増えない

ここが、このシミュレーターで一番はっきり見えるところです。

勝率50%・リスクリワード1:2は、明確に有利な条件です。1トレードの期待値はリスク1単位あたり+0.5。それでも、1回に賭ける割合を変えるだけで結果はこう変わります。

賭ける割合には最適値があり、それをケリー基準と呼びます。この条件では25%です。そしてその2倍の50%を賭けると、200回やっても中央値は1ドルも増えません。

偶然ではありません。1回あたりの対数成長率を計算すると0.5·ln(2.0) + 0.5·ln(0.5) = 0 ——ぴったりゼロになります。勝ちの倍率と負けの倍率が打ち消し合う点です。

つまり「期待値がプラスだから続ければ勝てる」は、賭ける割合を決めないうちは何も言っていないのと同じです。

「平均リターン」が意味を持たない場合がある

上のケリー2倍の条件で、理論上の平均を計算すると2.4×10²³ ドルという数字が出ます。ところが実際に1万本引いて平均を取ると2.6×10¹⁶ ドル。理論値の900万分の1です。

なぜずれるのか。平均を決めているのが、1万本引いても一度も出てこないような極端な当たり路だからです。ほとんどの人が到達しない値を、ごく一部の途方もない値が引き上げている。

この条件では、平均という統計そのものが使えません。「平均年利◯%」という数字を見たときは、中央値はいくらかを聞いてください。答えられないなら、その数字は何も約束していません。

このモデルが仮定していること

勝率とリスクリワードが最後まで一定だと仮定しています。実際の相場は変わります。過去に55%だった勝率が、来年も55%である保証はありません。このシミュレーターは「勝率が変わらなかったら」の話です。

1回ごとの勝敗が独立だと仮定しています。実際には連敗が続く相場つきがあり、その間は勝率が偏ります。独立を仮定した結果は、現実より散らばりを小さく見積もります。

スリッページ、スプレッドの拡大、約定拒否、スワップを含んでいません。これらはすべて結果を悪い方向に動かします。ここで出た数字は、現実より少し良い数字だと思ってください。

損切りが必ず約定すると仮定しています。窓開けや急変で損切りを飛ばされれば、1回の負けが想定より大きくなります。そのとき固定比率の前提そのものが崩れます。

この計算式

勝ち: E ← E × (1 + f·R) / 負け: E ← E × (1 − f)
1回あたりの対数成長率 = p·ln(1 + f·R) + (1 − p)·ln(1 − f)
ケリー基準の最適 f = ( p·(R + 1) − 1 ) ÷ R
中央値 = 開始資金 × exp( 取引回数 × 対数成長率 )

この条件で試すなら

上のシミュレーションは、どのブローカーでも同じ数式です。ただしスプレッドと約定の質は結果を確実に悪くする方向に効きます。このサイトで公開している取引記録は、Exnessの口座のものです。

Exnessで口座を開く

Exness には日本語のサイトがありません。リンク先の登録画面は英語です。

※ アフィリエイトリンクです。あなたがここから口座開設されて実際に資金を入金してトレードした場合、私に報酬が入ります。このサイトの収入源はこれと、将来のコピートレード提供時のパフォーマンスフィー(予定)の2つだけで、他にはありません。なお、レバレッジ取引には資金を失うリスクがあります。

よくある質問

モンテカルロ・シミュレーションとは何ですか?

同じ条件で乱数を何千回も引き直して、起こりうる結果の分布を見る方法です。1回の結果ではなく「どのくらいの範囲に散らばるか」を知るために使います。バックテストが1本の曲線しか見せないのに対して、こちらは何千本を同時に見せます。

なぜ同じ設定なのに毎回同じ絵が出るのですか?

乱数に種(シード)を付けているからです。押すたびに絵が変わると、共有したリンクを開いた人が別の絵を見ることになり、スクリーンショットも再現できません。別の引きを見たいときは「引き直す」を押してください。種の番号が変わります。

ケリー基準とは何ですか?

資金の何%を1回に賭けると、長期の成長が最も速くなるかを示す値です。( 勝率×(R+1) − 1 ) ÷ R で求まります。勝率50%・リスクリワード1:2なら25%。ただし実際に25%を賭ける人はいません。途中のドローダウンが耐えられない深さになるからです。

期待値がプラスなのに中央値が増えないのはなぜですか?

負けたときの減り方が、掛け算だからです。50%失うと、元に戻すには100%増やす必要があります。賭ける割合が大きいほどこの非対称が効いてきて、ある点を超えると、勝ちの倍率と負けの倍率が打ち消し合います。その点がちょうどケリー基準の2倍です。

「平均」と「中央値」はどちらを見ればいいですか?

中央値です。あなたが引く可能性が最も高いのは真ん中あたりで、平均ではありません。特に賭ける割合が大きいとき、平均はごく一部の極端な当たり路に引きずられて、誰も到達しない数字になります。

本数を増やすと結果は変わりますか?

中央値やドローダウンの分布は、本数を増やすほど安定します。このページでは統計を2,000本で取り、絵は240本だけ描いています。全部描くと線が潰れて何も見えなくなるためです。

取引回数はどう決めればいいですか?

あなたが実際に年間で何回取引するかを入れてください。デイトレードなら年に数百回、スイングなら数十回です。回数が増えるほど中央値の位置は動き、束は広がります。

元本割れで終わる確率が高いのに、中央値がプラスなのはなぜですか?

分布が左右対称ではないからです。掛け算で増減するので、上には青天井、下には0という壁があります。その結果「多くの人は少し負けるが、少数が大きく勝つ」形になります。

この結果をそのまま自分の運用に使えますか?

使えません。このモデルは勝率が最後まで一定で、1回ごとが独立で、スリッページもスワップも無いと仮定しています。現実はどれも成り立ちません。ここで出る数字は、現実より少し良い数字です。

リスクリワード比はどう入れますか?

損切り幅に対する利確幅の倍率です。損切り50pips・利確100pipsなら「2」。損切り100pips・利確50pipsなら「0.5」。必要な勝率のほうを知りたい場合は、FXリスクリワード計算機を使ってください。

連敗はどのくらい続きますか?

勝率50%で200回取引すると、その中の最長の連敗は中央値で7回、20回に1回は10連敗以上になります(4万回試行)。勝率40%なら中央値9回、上位5%で14連敗。★連敗そのものは異常ではありません。問題は、その間も同じ割合を賭け続けられるかどうかです。

固定ロットで取引している場合はどうなりますか?

このシミュレーターは固定比率——毎回「その時点の資金の%」を賭ける方式です。固定ロットだと、減っても賭け金が減らないので破産確率は上がります。代わりに、増えたときの伸びは緩やかです。固定ロットのほうが安全という直感は、逆です。

これはバックテストの代わりになりますか?

なりません。バックテストは実際に起きた値動きの順番を使います。こちらは勝率とリスクリワードだけを使い、順番を乱数で作り直します。バックテストで「その手法の勝率」を測り、ここで「その勝率だと何が起こりうるか」を見る——両方やるものです。

ドローダウンから戻すのに、どれだけの利益が必要ですか?

−20%には+25%、−30%には+43%、−50%には+100%、−90%には+900%が必要です。減るときは掛け算、戻すときも掛け算なので、深くなるほど加速度的に苦しくなります。この非対称が、賭ける割合を上げると中央値が下がる理由そのものです。

自分の勝率が分からないときはどうすればいいですか?

まず記録を取ってください。記録がないなら、このツールに入れる数字がありません。そして少ない回数の勝率は当てになりません。30回取引して勝率50%だったとしても、真の勝率は32%〜68%のどこかです(95%信頼区間)。その幅の両端をここに入れてみると、結論がどれだけ変わるかが分かります。

この計算を、実際の取引記録で確かめる

散らばりの話は、紙の上では説得力を持ちません。ZeroTrustFXは、すべての取引を結果が出る前に公開し、第三者のサービスで照合しています。本物の1本が、この束のどこを通っているかを見てください。

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