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ロット計算機(ポジションサイズ)

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「1pip=10ドル」で割っていると、金は10倍、ナスダックは100倍ずれます

EUR/USD のような通貨ペアのFXと違って、ゴールドやシルバー、BTCやETHなどのクリプトペア、オイル、US30やナスダックなどのCFDは、1pipの価値が銘柄ごとにまるで違います。同じ50pipsの損切りでも、必要なロット数は最大で100倍変わります。ここでは口座残高・1回のリスク・損切り幅を入れるだけで、特別扱いを1つも作らない1本の式から必要ロットを出します。銘柄を選ぶと契約サイズと呼値が入りますが、どちらも手で直せます——ブローカーによって違う数字だからです。

口座通貨で入れてください
この1回で失ってよい割合
エントリーから損切りまでの距離
1ロットが何単位か。ブローカーで違います
1pipが小数第何位か。EURUSDなら0.0001
見積通貨1単位=口座通貨いくら。同じ通貨なら1
残高とリスク金額の通貨
銘柄の右側の通貨。1pipの価値はこの通貨建て
ブローカーの最小ロットと同じ値。多くは0.01
銘柄プリセット(押すと契約サイズと呼値が入ります。入ったあとも直せます)
FX
貴金属
エネルギー
株価指数
暗号資産
必要ロット
ロット
発注ロット(刻みで丸めた後)
ロット
実際のリスク金額
USD
実際のリスク
1pipの価値(1ロット)
USD
1ロットあたりの損失
USD
目標リスク金額
USD

図でみる、1pipの価値と必要ロット

呼値×契約サイズで出した1pipの価値を17銘柄ぶん並べた対数目盛りの図。USTEC・US500・UK100・BTCUSD・ETHUSDの0.1から、USDJPY・EURJPYの1,000(JPY建て)まで、両端は10,000倍離れている。
呼値×契約サイズで出した1pipの価値を17銘柄ぶん並べた対数目盛りの図。USTEC・US500・UK100・BTCUSD・ETHUSDの0.1から、USDJPY・EURJPYの1,000(JPY建て)まで、両端は10,000倍離れている。
残高10,000・リスク2%・損切り50pipsのときの必要ロット。EURUSDは0.40ロットで「1pip=10ドル」と一致するが、XAUUSDとUS30は4.00ロットで10倍、USTECとBTCUSDは40.00ロットで100倍ずれる。
残高10,000・リスク2%・損切り50pipsのときの必要ロット。EURUSDは0.40ロットで「1pip=10ドル」と一致するが、XAUUSDとUS30は4.00ロットで10倍、USTECとBTCUSDは40.00ロットで100倍ずれる。
横軸に契約サイズ、縦軸に呼値を取った両対数の図。斜めの破線は積(1pipの価値)が等しい組み合わせ。US30は契約サイズ1で1pipが1、USDJPYは契約サイズ100,000で1pipが1,000、EURUSDは同じ契約サイズ100,000で1pipが10。
横軸に契約サイズ、縦軸に呼値を取った両対数の図。斜めの破線は積(1pipの価値)が等しい組み合わせ。US30は契約サイズ1で1pipが1、USDJPYは契約サイズ100,000で1pipが1,000、EURUSDは同じ契約サイズ100,000で1pipが10。
EURUSD・損切り50pips・目標2%・刻み0.01で、残高を200ドルから20,000ドルまで動かしたときの実際のリスク。残高500ドル未満では1.00%まで落ち、250ドル未満では必要ロットが刻みに届かず発注できない。
EURUSD・損切り50pips・目標2%・刻み0.01で、残高を200ドルから20,000ドルまで動かしたときの実際のリスク。残高500ドル未満では1.00%まで落ち、250ドル未満では必要ロットが刻みに届かず発注できない。
USDJPYの1pipの価値は1ロットあたり1,000円で、150円のとき6.67ドル。換算レートを1のままにすると必要ロットは0.6000ロットではなく0.0040ロットになり、150倍ずれて0.01の刻みでは発注できない。
USDJPYの1pipの価値は1ロットあたり1,000円で、150円のとき6.67ドル。換算レートを1のままにすると必要ロットは0.6000ロットではなく0.0040ロットになり、150倍ずれて0.01の刻みでは発注できない。

1pipの価値は、銘柄でここまで違う

下の表は、上で入れた残高・リスク%・損切り幅から自動で計算しています。1pipの価値は「呼値 × 契約サイズ」そのもので、手で書いた数字は1つもありません。

銘柄契約サイズ呼値1pipの価値(1ロット)必要ロット「1pip=10」との比
EURUSD100,0000.000110 USD
GBPUSD100,0000.000110 USD
USDJPY100,0000.011,000 JPY
EURJPY100,0000.011,000 JPY
XAUUSD1000.011 USD
XAGUSD5,0000.0150 USD
XPTUSD1000.011 USD
USOIL1,0000.0110 USD
XNGUSD10,0000.00110 USD
US30111 USD
USTEC10.10.1 USD
US50010.10.1 USD
JP225111 USD
DE30111 USD
UK10010.10.1 USD
BTCUSD10.10.1 USD
ETHUSD10.10.1 USD

「要換算」の列は、見積通貨が口座通貨と違い、換算レートも分からないという意味です。その銘柄を上のプリセットで選んで換算レートを入れれば、この列にも数字が出ます。
「「1pip=10」との比」の列は、正しい必要ロット ÷「1pip=10」で出したロットです。1なら一致、10なら「1pip=10」で出した数量は正しい数量の10分の1しかありません。

なぜ「1pip=10ドル」が通用しないのか

1pipの価値は覚えるものではありません。呼値 × 契約サイズ、それだけです。EURUSDは 0.0001 × 100,000 = 10。ここから「1pip=10ドル」という言い方が生まれました。

ところが同じ計算を他の銘柄でやると、この17銘柄だけでも0.1 から 1,000 まで、10,000倍の幅で散らばります。XAUUSDは 0.01 × 100 = 1。USTECは 0.1 × 1 = 0.1。USDJPYは 0.01 × 100,000 = 1,000(ただしJPY建て)。

残高10,000・リスク2%(=200.00)・損切り50pips で必要ロットを出すと、こうなります。EURUSD 0.40 ロット / XAUUSD 4.00 ロット / USTEC 40.00 ロット。ところが「1pip=10ドル」で割ると、3つとも 0.40 ロットになります。

つまり固定の10ドルで割っている人は、XAUUSDでは正しい量の10分の1、USTECでは100分の1しか建てていません。US30も10分の1、BTCUSDも100分の1です。★合っているのはEURUSDとGBPUSDだけで、それは偶然ではなく、その言い回しがEURUSDから生まれたからです。

「リスクは2%に抑えている」と言いながら銘柄だけ変えた人が、気づかないうちに0.02%や0.2%のポジションになっている——この向きのずれは損失を出さないので、何年でも気づけません。逆向き(呼値の大きい銘柄からEURUSDへ移る)だと、1回で分かります。

見積通貨と口座通貨がずれると、どこで壊れるか

1pipの価値は見積通貨建てで出てきます。EURUSDならUSD、USDJPYならJPY、XAUUSDならUSDです。ところが「リスク金額」は口座通貨建てです。単位が違うものを割ってはいけません。

式の最後にある換算レートは、そのためだけにあります。見積通貨1単位が口座通貨でいくらか。EURUSDをUSD口座で取るなら1。USDJPYをUSD口座で取るなら、1円が何ドルか——USDJPYが150円なら 1 ÷ 150 = 0.006667です。

ここを1のままにすると何が起きるか。USDJPYの1ロットあたり損失は50pipsで 50,000.00 円ですが、これを 50,000.00 ドルとして扱ってしまいます。必要ロットは150分の1になり、「小さすぎるポジション」が出てきます。★このツールは、その状態を検出したら計算を続けたうえで警告を出します。黙って0.006を掛けたりはしません——今この瞬間のレートを、こちらは知らないからです。

プリセットを押しても換算レートは入りません。契約サイズと呼値は契約の仕様で、めったに変わりません。レートは相場で、1秒ごとに変わります。性質の違うものを同じボタンで入れると、古いレートが「仕様」の顔をして残ります。

発注できるロットは、必要ロットと同じ数字ではない

必要ロットは連続した数字で出ます。0.4037 とか 3.8261 とか。ところがブローカーは刻みでしか受け付けません。多くの口座で0.01、口座の種類によっては0.1のこともあります。

このツールは常に切り捨てます。0.4037 は 0.40 です。★切り上げると、その瞬間に目標リスクを超えるからです。「2%に抑える」ために使う道具が勝手に2.4%にしてしまっては、意味が反転します。

切り捨てた結果、実際のリスクは目標より小さくなります。それがいくらなのかを、このページは必ず出します。目標2%のつもりで、実際は1.98%だった——数字としては小さな差ですが、「自分がいくら賭けているかを正確に知っているかどうか」の差は小さくありません。

差が大きくなるのは、必要ロットが刻みに近いときです。必要ロット0.014 は 0.01 に落ち、実際のリスクは目標の71%になります。残高が小さいほど、刻みの粗さが効いてきます。必要ロットが刻みにすら届かないときは、このツールは数字を出さずに「発注できない」と言います。そこで最小ロットを入れるのは、リスク管理をやめることだからです。

この計算が仮定していること

損切りがその値段で約定すると仮定しています。逆指値注文は「必ず約定する」注文であって、「その値段で約定する」注文ではありません。発動したあとは成行になり、そのとき付いた値段で決まります。窓開け・指標発表・薄い時間帯では、実際の損失は計画したリスクを上回ります。ここに出る数字は下限だと思ってください。

スプレッドを含んでいません。損切り幅をエントリー価格から数えているなら、往復のスプレッドぶんだけ実際の損失は大きくなります。スプレッドは変動し、指標時には数倍に開きます。

スワップ(金利調整)と手数料を含んでいません。数日持ち越すポジションでは、スワップが1回の損失に足し算されます。マイナススワップの向きなら、待つほど損失は増えます。

約定拒否とリクオートを含んでいません。急変時に注文が通らなければ、そもそも計画どおりの位置で降りられません。

ここに載せた契約サイズと呼値は、2026年8月17日にExnessのヘルプセンターで確認した値です。他社では違います。同じ会社でも口座の種類で違うことがあります。★だから両方とも編集できるようにしてあります。使う前に、自分の取引画面の仕様で確かめてください。それが、この手の計算機で唯一やってはいけないことを避ける唯一の方法です。

この計算式

リスク金額 = 口座残高 × リスク%
1pipの価値/1ロット = 呼値 × 契約サイズ (見積通貨建て)
1ロットあたり損失 = 損切り幅(pips) × 1pipの価値/1ロット
必要ロット = リスク金額 ÷ ( 1ロットあたり損失 × 換算レート )
発注ロット = 必要ロット を刻みで切り捨て
実際のリスク = 発注ロット × 1ロットあたり損失 × 換算レート

契約サイズと呼値は、必ず自分の口座で確かめる

このページに載せた契約サイズと呼値は、Exnessのヘルプセンターで確認した値です。他社では違いますし、同じ会社でも口座の種類で変わることがあります。このサイトで公開している取引記録は、Exnessの口座のものです。

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Exness には日本語のサイトがありません。リンク先の登録画面は英語です。

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よくある質問

1ロットとは何単位ですか?

銘柄によって違います。FXの1ロットは通常10万通貨、XAUUSDは100オンス、XAGUSDは5,000オンス、株価指数や暗号資産は1単位です。「1ロット」という言葉自体には量の意味がありません。契約サイズを見て初めて量が決まります。

pipとpointは違うものですか?

違います。pointは価格の最小の刻み、pipは慣習的な1単位です。EURUSDが5桁表示なら1pip=10point。このツールが使うのは呼値(1pipの値幅)のほうで、EURUSDなら0.0001、USDJPYなら0.01、USTECなら0.1です。取引画面が何桁表示かは関係ありません。

「1pip=10ドル」という数字はどこから来たのですか?

EURUSDの 0.0001 × 100,000 = 10 です。EURUSDでだけ正しい数字が、いつのまにか全銘柄の常識として流通しました。XAUUSDでは0.1倍、USTECでは0.01倍ずれます。

契約サイズを編集できるのはなぜですか?

ブローカーによって違うからです。原油やガス、指数のCFDは特に差が出ます。契約サイズを隠して「銘柄を選ぶだけ」にした計算機は、あなたのブローカーの仕様と違っていても何も言いません。このページはそれを避けるために、選んだあとも編集できるままにしています。

換算レートには何を入れればいいですか?

見積通貨1単位が、口座通貨でいくらかです。USD口座でEURUSDやXAUUSDを取るなら1(どちらもUSD建て)。USD口座でUSDJPYを取るなら、1円が何ドルか——USDJPYが150円なら 1 ÷ 150 = 0.006667 です。JPY口座でUSDJPYを取るなら1になります。

口座通貨が円のときはどうなりますか?

USDJPYやEURJPYは見積通貨がJPYなので換算レートは1、EURUSDやXAUUSDはUSD建てなので、1ドルが何円か(例:150)を入れます。USD口座のときと、入れる値が逆になります。この2つを取り違えると、必要ロットは2万倍以上ずれます。

必要ロットが最小ロットより小さいと出ました。最小ロットで入っていいですか?

入った時点で、目標リスクを超えています。そのときの実際の損失額は画面に出るので、まずそれを見てください。選べるのは、損切り幅を狭める(=別の場所で切る)か、リスク%を上げると決めるか、その取引を見送るかです。「最小だから小さいだろう」は、量ではなく気分の話です。

なぜ切り上げではなく切り捨てなのですか?

切り上げるとその瞬間に目標リスクを超えるからです。2%に抑えるための道具が勝手に2.4%にしてしまっては意味が反転します。切り捨てたぶん実際のリスクは目標より小さくなり、その差もこのページは必ず表示します。

レバレッジはこの計算に入りませんか?

入りません。レバレッジが決めるのは必要証拠金であって、損失額ではありません。損失額を決めるのは、ロット・損切り幅・契約サイズの3つだけです。レバレッジを上げても1回の損失は1円も変わりません。変わるのは「その注文が出せるかどうか」だけです。

必要証拠金はどこで分かりますか?

このツールは出しません。必要証拠金 = ロット × 契約サイズ × 価格 ÷ レバレッジで、現在価格が要るからです。このページは相場を取りに行きません。出る数字がいつのものか分からなくなるくらいなら、出さないほうがましです。

スプレッドや手数料、スワップは含まれていますか?

含まれていません。どれも実際の損失を計画より大きくする方向にだけ効きます。ここに出る数字は下限だと思ってください。往復のコストがどれだけ必要勝率を押し上げるかは、FXリスクリワード計算機で確かめられます。

損切りが滑ったらどうなりますか?

計画したリスクを超えます。逆指値は「必ず約定する」注文であって「その値段で約定する」注文ではありません。発動後は成行になり、窓開けや指標発表では大きく離れた値段で付きます。そのとき失うのは、上に出た金額ではなく、実際に付いた値段で決まる金額です。

リスク%は何%にすればいいですか?

このツールは答えを持ちません。数字を入れるのはあなたです。ただし1回のリスクが大きいほど、期待値がプラスでも資産曲線の中央値は下がることがあります。その関係はモンテカルロ資産曲線シミュレーターで絵にしてあります。

複数のポジションを同時に持つときは、それぞれ2%でいいですか?

よくありません。EURUSDとGBPUSDのように動きが似た銘柄を同時に持つと、実質的には1つの大きなポジションです。同じ方向に3つ建てれば、悪い日には3つ同時に損切りされます。このツールは1回ぶんしか計算しません。合計は自分で足してください。

ここに出た数字をそのまま使っていいですか?

契約サイズと呼値を自分の取引画面で確かめてからにしてください。この2つが合っていれば、必要ロットは正しく出ます。合っていなければ、他がどれだけ正しくても答えは違います。そして、出た数字は「損切りがその値段で約定したとき」の損失です。

この計算を、実際の取引記録で確かめる

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